いちごとくるみ

猫のいちごさんと暮らしています。かいたり、つくったり、うたったり。あるものを出力。

三味線のお手入れ

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三味線を倒してしまい、棹の連結部分にヒビ。

 

押さえるとカクカクと小さな音が鳴るし、

ヒビも広がりそう。

 

早速三味線屋さんに聞いてみるかなと思いましたが、

きっと修理にお金がかかる。。。

 

色々と検索して、「膠」を使って修復していることを知りました。

そういえば、三味線のバチがあたる紙も膠で貼ると先生が仰っていた。

 

画材屋さんへ行って日本画のコーナーで入手。

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塗って乾くのを待って、塗って。。。

 

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数日おいたら、ヒビも薄っすら。

カクカクという音もなくなりました。

お舞台にでるわけでもないし、とりあえずいけそうです。

 

 

皮は猫(私のは犬ですが)

弦は絹(ナイロンですが)

撥は鼈甲や象牙や木(プラですが。。。)

のりも膠というオール動物、植物素材。

 

合成のものがない時代からのものなんだなあと、しみじみしました。